弊社は環境への取り組みの一つとして、田植えの際に側条施肥(そくじょうせひ)を行っています。
下記にその効果をまとめましたので、ご参考になれば嬉しいです。
(※参照・一部抜粋:全国農業組合連合会HP Q1 水田の土づくり今 (zennoh.or.jp))
側条施肥(そくじょうせひ)法とは、水田の基肥(もとごえ)施肥法のうちの一つであり、施肥機を搭載した田植機を使用し、苗の移植と同時に株の側方に基肥を施用して行く方法です。
● 基肥施肥と田植えが同時にできるため、省力的であり、慣行の田植えと比べ約半分の作業時間で済みます。
● 稲株の側方に局所施用するため、肥料の利用率が向上し、慣行施肥法に比べ、20%程度の基肥減肥が可能と言われています。
● 肥料の吸収が早いので、初期生育の促進が図られ、早期の茎数確保が可能です。茎数確保が難しい高冷地、寒冷地では安定多収技術の一つになっています。
● 肥料が土壌中に施されるので、田面水への溶出が少なく、 養分を河川に流出させないため、環境汚染防止に効果的な技術ということができます。
① 田植えをしながら、施肥しています★
田植機にペースト肥料を入れるタンクがついており、苗を植えるのと同時に苗の株元(横3~5㎝、深さ3~5㎝くらい)に施肥しています。
慣行栽培と比較した場合、慣行栽培では田植えとは別なタイミングで田んぼ全面に施肥作業を行うため、
●田植えと一緒に行うことで作業の省力
●苗の株元へピンポイントで施肥するため、化学肥料の20%程度の低減
が期待できます。
他にも、側条施肥には様々なメリットがあります。
例えば、田んぼ全面へ施肥を行う場合と比べ、肥料の養分が河川へ流れ出さないため、河川への環境汚染防止にもなります。
また、肥料の吸収が早く、稲の生育(茎数確保)がスムーズになるため、弊社のような寒冷地に向いた栽培方法でもあります。
スムーズな初期成育に繋がれば、その後の追肥でも慣行栽培に比べ減肥が期待できます。
③ 田植えに使用したペースト肥料も環境汚染防止に繋がります★
弊社では側条施肥をする際、ペースト状の肥料を使用しました。
ペースト肥料は粒状の肥料に比べ、
プラスチックを使用した被覆肥料が含まれていないため、側条施肥に加え、プラスチック削減による環境汚染防止効果もあります。
④ 他にも様々な取り組みをしています★
弊社は側条施肥だけでなく、他にも様々な形で環境への取り組みをしています。
<稲作での一例>
●つや姫をはじめとする特別栽培米(減農薬・減化学肥料など特別栽培の基準を満たしたお米)の栽培
●密苗(みつなえ)・直播きなどの育苗方法による育苗資材等の削減
●ドローンでのピンポイント施肥・防除による減農薬・減化学肥料
●中干し延長によるメタンガス抑制
●堆肥の施用による減化学肥料
などなど。
専門用語が続いてしまいましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
今後も、微力ではありますが、様々な取り組みをチャレンジし、社会のお役に立てたらと考えています。
時々、また取組をご紹介できたらと思います。
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